麻酔の流れダイジェスト

※麻酔科研修で必ず持って欲しい一冊です

※このサイトはダイジェストです。詳細は各ページを参照してください。

□ カルテを見て問題点を探す
□ 実際に患者に会って詳細に問題をチェックする
□ 麻酔法や前投薬、絶飲食時間を決定する

□ 前日または当日麻酔の部屋や麻酔器、薬剤の準備をする

□ 患者にモニターを付け、酸素投与を開始する
□ 導入を行う(急速導入、緩徐導入、迅速導入、意識下挿管)
□ 挿管し、カフを入れる。
□ 換気可能か、両肺で換気しているかを確認しつつ挿管チューブを固定する
□ 酸素流量、酸素濃度、吸入麻酔濃度を調整する
□ アイパッチやマーゲンチューブ、追加のルート確保をする
□ 手術のための体位を取る
□ 余裕ができたらカルテ記載をする

□ 鎮静、鎮痛、筋弛緩を必要な手順で投与する
□ バイタルの変動など、問題があれば対応する。

★手術終了が近づいたら(抜管ページ)
□ 筋弛緩やオピオイドの追加投与をやめるか、offする。
□ NSAIDsやアセトアミノフェンの投与、PCEAやIV-PCAの開始など術後鎮痛に備える

□ 抜管の前にすることがないかをスタッフ含め確認する。
□ 鎮静薬をoffし、換気などで抜いていく
□ 筋弛緩が切れていることを確認し、必要に応じて拮抗する。
□ 気管内吸引と口腔内吸引を行う
□ 呼吸回数、呼吸量、意識がいずれも十分であることを確認する
□ カフを抜き抜管する。
□ 抜管後の呼吸が安定していることを確認する。
□ バイタルの安定と従命可能かを確認する。問題なければ帰室する。

  • 最終更新:2018-01-13 18:13:51

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