サブスペシャリティ比較

※もしもの時に安心できる一冊

※このページはサブスペシャリティの選択に迷う人のために各分野の長所と短所を記載するものです。
※御意見のある方はコメント欄にお願いします。

サブスペシャリティ 特徴
心臓麻酔 ・最初の敷居は高いが正確な知識を身に付けると格段に楽しくなる。
・手技に素早さや正確さが求められ、達成感がある。
・TEEのスキルを磨くことができる。
集中治療 ・手術室の導入・抜管のような周りからのプレッシャーがない。
・外科のペースに合わせなくてもいい。
・患者の病態をしっかり見て「日」単位のじっくりしたペースで全身管理を行うことができる。
・人工呼吸管理や血液浄化法、感染対策、膜型人工肺などの技術も身に付けられる。
・集中治療医としての外勤の募集が少なく、需要が不十分。
・術後死を防ぐことができるのでやりがいもある。
小児麻酔 ・未知のことが非常に多い。
・患者の重量が軽く動脈硬化もないので麻酔しやすいが、その分脆弱で繊細である。
・小児の各診療科の知識が確実に手に入る。
・特筆する手技はないが、Vラインや輸液などの基本スキルが繊細である。
・小児麻酔をすると大人の麻酔のスキルアップにもなる。
産科麻酔 ・人間の誕生に関わる夢のある分野。
・少ないデバイスで急変に対応するため、技量が如実に表れる。
神経麻酔 ・複雑かつ繊細な中枢神経系に関わることができる。
・電気生理学的モニターなどの神経状態の確認をする手技に優れる。
ペイン ・患者との関係を構築することができる。
・年単位の関わりでじっくりと治療することも多く、終診もできるため、達成感が大きい。
・硬膜外麻酔、神経ブロックの他、エピドラスコピー、経皮的髄核核出術など、手技が多い。
・ペインクリニシャンが圧倒的に不足しているため需要が見込まれる。

参考文献:LISA 2015年1月号 管理者の解釈も入っているので、詳細が気になる方は原本を参照してください。

  • 最終更新:2017-03-16 12:19:18

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